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◆本:CIAは何をしていた?/Robert Baer
2006-07-05 Wed 22:47
『CIA』
その名を聞けば泣く子も黙り、犯罪者も裸足で逃げ出すほどの
アメリカの有名な諜報組織で、もちろんやってるお仕事は
“お国のために限りなく黒に近いグレー”をモットーに!!…かどうかは知らないけれど、
多分そんなトコロ。

CIA/アメリカ中央情報局 wikipediaより
http://ja.wikipedia.org/wiki/CIA


CIAは何をしていた?

映画『シリアナ』の原作という事で、映画は見ていないのですが、
ちょっと気になったので読んでみました。

著者のロバート・ベア氏は、かつてのCIAケースオフィサー(工作管理官)。
本書はCIAの諜報員としての21年間の回顧録となっている。
メインは、1983年4月の「ベイルート米大使館爆破」事件を追っているが、
表紙は世界に衝撃的なヴィジュアルをもたらした、“9.11テロ”の写真。
内容はこのテロに関する記述はほんの僅かですが、それまでに至る経緯はとても複雑です。
まるで、蜘蛛の糸のように張り巡らされた数々の事件や情報の背後にあるものが、
やがて一本の筋となり真意を見出す。
しかし、それに気付く時には全てが遅すぎた…という何とも後味の悪い事実。

更に、彼が勤めていた21年間に起ったアメリカの変遷ぶりが追い討ちをかけます。
「事なかれ主義」「金儲け主義」「危機感の低迷」
そんな自国と組織の変わりように、著者は失意のなかCIAを退局。
そして、CIA当局の検閲によるスミ塗りもそのままに、本書をが世に出されました。

そんななか、こんな見出しのニュースを目にした。
CIA、ビンラディン捜索部署を解散していた
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200607050022.html
ニューヨーク──4日付米紙ニューヨーク・タイムズは、米中央情報局(CIA)が昨年、オサマ・ビンラディン容疑者の捜索を10年近く担当してきた部署を解散したと伝えた。
2006.07.05 CNN.co.より

ふぃ~~ ┐(´─`)┌
なんともお粗末なお話だ。
自分等で撒いたタネに、ちゃんとした落とし前もできない。

その一方で、ソマリアではこんな事も。
ビンラディン容疑者「警告」テープに全面対決
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/afro-ocea/news/
20060704k0000m030023000c.html

ソマリア:ビンラディン容疑者「警告」テープに全面対決
 【ヨハネスブルク白戸圭一】ビンラディン容疑者がソマリアへ平和維持部隊を派遣しないよう国際社会に「警告」したことについて、ソマリア暫定政府のゲディ首相は2日夜、同国の地方都市で記者会見し、「暫定政府は(アルカイダに関係する)外国人をすべて国外に追放する」と全面対決する姿勢を強調した。
2006年7月3日 毎日新聞 


わかりきった事だけれど、
本来の目的を見失ったもの(組織)を、立て直すのは容易ではない。
しかも“私利私欲”が絡んでくると、ろくなものにならない。
それを元に戻すのに一部分を切り落としても、本質が変わらなければ、
また同じ状態に戻ってしまうからだ。
そして駒となる人々は時として大局が見え辛く、
また見えたとしてもそれに関与する事はなかなか出来ない、
それがどんなに素晴らしい駒だとしても、その駒を動かすとても巨大な手があるからだ。
これがアクション映画なんかだったら、
“単なるアマチュア無線好きな一般人がテログループから大統領暗殺を阻止!”することも出来るかもしれないが(苦笑)


しかし、本書はケースオフィサーとしての活動は地味ながらも、
生きた情報を得るために行われる対象との駆け引きと、
死と隣り合わせの危険を切り抜ける様子は、普通の小説より余程ハラハラする。
なにせ本当にあった事なのだから。(と、思う。)

著者のインタビューがあったので、こちらもどうぞ!
大野和基 ロバート・ベア インタビュー(月刊PLAYBOY 2006年3月号)
http://www.globe-walkers.com/ohno/interview/robertbaer.html
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