辺境ボヤキBLOG  気になった事を何でも…               基本的に、ひとりボケ&ツッコミ完結型+腹黒
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◆本:はたらく、ということ
2012-03-11 Sun 12:00
ちょっと前に読んだ本2冊。

●1冊目
なぜ、はたらくのか―94歳・女性理容師の遺言『なぜ、はたらくのか―94歳・女性理容師の遺言』
加藤 寿賀(著)




●2冊目
『カンザスの日本人―ガラスに魅せられた男  大野 貢 (著) 』
(多分、絶版と思われます。出版元の講談社のサイトでも出てこなかったので。)


バーバーホマレという理髪店で、理容師として天寿を全うした加藤寿賀(かとう すが)さんと、
ガラス職人という自分の腕一つで、アメリカに渡りそこで人生を終えられた大野貢(おおの みつぎ)さんの、
それぞれの人生における沢山の経験と、沢山のことば。

どちらの本を読んでも、それぞれの作者が、
「こつこつと、ただひたすらまじめに一生懸命働き続けた」という生き様が描かれていた。

当たり前だけれど、難しい、だけれどそれが人生。
どちらも「はたらく」ということについて、改めていろいろと深く考えさせられ、
読後に元気になれた良本。

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◆本:2005年のロケットボーイズ
2012-03-04 Sun 18:36
過去に書いた記事をUPするのを忘れていました。
とりあえず、読書感想なのでいまさらですが日の目を・・・。


★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

気になるニュースを目にしたので、まずコチラ2件。

日大の超小型衛星搭載、ロシアロケットが打ち上げ失敗
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20060728i403.htm
 日本大学が作成した超小型衛星「キューブサット」14基など計18基の衛星を搭載した
ロシアのドニエプルロケットが27日未明、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられたが、
エンジンが直後に停止し、失敗に終わった。
(2006年7月28日10時31分 読売新聞)YOMIURI ONLINより


ロシアのロケット打ち上げ失敗 日大の衛星消える
http://www.asahi.com/science/news/TKY200607270591.html
2006年07月27日
 カザフスタンのバイコヌール宇宙基地で27日未明、ロシアのドニエプルロケットの打ち上げが失敗し、
ベラルーシ初の地球観測用衛星「ベルカ」や日大が開発した一辺10センチのサイコロ形衛星「キューブサット」など、
搭載されていた18個の小型人工衛星が失われた。
asahi.comより


まず、キューブサット/CubeSatとは何ぞや?とお思いでしょうが、
『研究用の小型人工衛星。大きさは1辺10cm、重さは1kg』
・・・ようは、宇宙で活動できる小さな何でも箱と思っていただければ良いかと。

ただ、この小さな立方体の中に地上からの指示を受け、
写真を撮ったりする作業ができる精密機械を、
ロケットに搭載して宇宙へ打ち上げる際、
強力な重力と衝撃に耐えられるようにする工夫が必要になってきます。

Wikipediaの“CubeSat”の項目。
http://ja.wikipedia.org/wiki/CubeSat


・・・で、ちょうどそんな新聞記事にリンクしたような本を読んだので、ご紹介。


2005年のロケットボーイズ



世渡り上手な、落ちこぼれ主人公の、
高校生たちによる、キューブサット作り。(フィクション)


文系でありながら、とある事情で工業高校に通い、ついには授業について行ず
落ちこぼれ高校生となった・梶谷信介(カジシン)は、
とうとう退学処分を言い渡される。
退学を免れる方法として「キューブサット(小型人工衛星)」を設計する羽目になってしまった。
カジシンは、友達のゴタンダやドラゴンと共に優秀な人材・大先生を騙し協力を得てなんとか退学を免れる。
しかし、その設計が賞を取ってしまい、手にした賞金を使い切った矢先に、実物を制作しなければいけない事を知る。
カジシンは密かに想いを寄せる茉莉、寡黙なヤンキー翔さん、
元旋盤工の祖父源蔵も巻き込みキューブサット作りに挑む青春群像ストーリー。



仲間達がそれぞれ濃いキャラで一筋縄では行かず、最初はちっともまとまらない。
それでも主人公の「世渡り上手」という性格で、バラバラなメンバーをなんとか一つにまとめて、
キューブサットを作り上げるお話。
主人公はその経験を生かし、将来はロケット開発チームのプロジェクトマネージャーになってます。


話の流れも全体的には悪くないと思いますが、このノリならば・・・ラノベで出した方が。



TVドラマにもなりました。
「2005年のロケットボーイズ」wikipedia


唯一、この物語でとても残念なのはタイトルの「ロケットボーイズ」
ロケットでなくて、「キューブサット」と書き換えるべきではないのかなぁ~~。
本当の「ロケットボーイズ」にあやかって、とって付けたようなタイトルは、あんまりだなと~と思いました。

(2006年夏)

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ううぉ~~!!古い6年前って。
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◆The Catcher in the Rye
2010-02-02 Tue 02:02
今年の初め頃にJ・D・サリンジャーが亡くなった。
かの名作『ライ麦畑でつかまえて(The Catcher in the Rye)』の作者だ。

この作品はよく、「若い頃に読め」やら「学生時代に読んでおけばよかった」などと言われているが、
私にとっては「タイトルは聞いたことがあるくらい有名だけれど、 読んだことがない本」 だった。





 『だった。』 と、過去形なのは、
そんな、名(迷)作を読む機会に恵まれたからです。
古くからある翻訳でなく、比較的新しい2003年に村上春樹より新訳された方。

本作は「狂人が主人公の作品は出版しない」と、最初の出版予定の会社から断られた逸話があるそうですが、
主人公は狂人などではなく、世間を斜に眺めている、どこにでもいる人間です。
一人称の主人公のが見て感じたままに進む物語は、どこか時間軸がおかしく感じたりする部分が出てきますが、
ただ「主人公の日記」と思って読めば、その違和感もなくなります。

若さゆえの、世間に対する自分の迷いや、一方的な怒り。
作中、そんな彼に時々差し伸べられる救いの手があるのに、
彼はそれにうまく気づくことができない。
むしろ、救いを感じながら払いのけています。
それでいて、彼は
「自分は、広いライ麦畑で遊んでいる子どもたちが、気付かずに崖っぷちから落ちそうになったときに、
捕まえてあげるような、そんな人間になりたい...」
と、彼を心配する妹に語るシーンは私にはとても滑稽に映りました。



この作品の、若い頃に自分と世間との狭間で苦悩する主人公といえば、
「太宰治/人間失格」
にも、似た感じがしました。



まぁ、こちらは学生時代に読みましたが、
太宰治を(当時は)本格的に嫌いになった作品でしたね。(笑)


ちなみに、
「タイトルは聞いたことがあるくらい有名だけれど、
 読んだことがない本」
他には「イワンのばか」とか「幻魔大戦」とか「グイン・サーガ」とかですかねぇ~~。
(いや、まだまだ沢山ありますけれど!!)
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◇本:あらしのよるに
2007-04-30 Mon 20:22
オオカミとヤギの種族を超えた友情物語?

本を読んだのは去年の話なのですけれど、先日(4月8日)TVで放送されましたね。
(……って、私の“先日は”どれだけ前の事だっ!?)
実はこの映画、他番組とチャンネル間を行ったり来たりしてよく見ていませんでした(爆笑)


小説 あらしのよるに

著者:木村裕一。
妻は辺見えみりちゃんでは無いらしい。漢字一文字違い。
木村“裕”一 ←こっち作者
木村“祐”一 ←こっちキム兄ぃ


あらしの夜の暗闇の中で、お互いの姿が見えずに仲間と勘違いして次に会う約束をしてしまい、
実は天敵同士の“オオカミ”と“ヤギ”だった!という2匹の物語。


初めに、この本は児童書として“絵本”という形で世に出ていたそうです。
その後人気が出た為、シリーズ化して約10年をかけて完結を迎えました。
確かに、“敵対する異種族間に友情が芽生える”というストーリーは、
子供たちに「喧嘩をしてはいけないよ、みんな仲良くね。」
という格言めいたことを伝えるのにわかりやすい題材だと思います。

これを異民族間の争い等に置き換えて、大人でも考えさせられるもの(題材)か?というと、
ところがどっこい少々ニュアンスが違ってくるように感じます。
(世間一般的には)まるで「ロミオとジュリエット」のような悲劇。…なのだそうですが。
成る程、そう言われると“ヤギ”と“オオカミ”の二匹の取った行動は、
まさしく“愛の逃避行”に他ならず、“争いはよくない”というメッセージも少々霞みがちです。

むしろ、そういう風にしか物事を捉えられなくなったら『大人』なのかな~~。
と、心も目も曇りまくった自分にちょっと落ち込んでみたりして(苦笑)

しかしながら、この 『小説 あらしのよるに』 は、『大人』目線向けの結末になっています。
昔、永瀬正敏さんが出ていた某CMの台詞を思い出しました。

『愛だろっ!愛っっ!!』

そんな感じです。
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◆本:人生激場/三浦しをん
2006-07-06 Thu 21:07
新聞に作者の三浦しをんさんが載っていたので、
この本を読んだことを思い出した。


人生激場

おかしな話のオンパレード・エッセイ!
ワールドカップでカッコイイ選手に心奪われ、あらぬ妄想を掻き立てたり。
果ては、その妄想が普段の生活にも滲み出てしまう始末。
そして「恐怖のハゲ遺伝」を持つ友人との、腹がよじれるような爆笑物の会話も堪りません!
ご近所に“騒音オバさん”が居たそうなのですが、ニュースにも出たあの人と同じ人かわからないので
今は静かになったのかとても気になります。


…でも、普段私の知り合いに似たような人が居るので、
この人の作品は初めて読むのに、奇妙な既視感が。
ひいては私も類友?!同じ穴の狢っ?!
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◆本:CIAは何をしていた?/Robert Baer
2006-07-05 Wed 22:47
『CIA』
その名を聞けば泣く子も黙り、犯罪者も裸足で逃げ出すほどの
アメリカの有名な諜報組織で、もちろんやってるお仕事は
“お国のために限りなく黒に近いグレー”をモットーに!!…かどうかは知らないけれど、
多分そんなトコロ。

CIA/アメリカ中央情報局 wikipediaより
http://ja.wikipedia.org/wiki/CIA


CIAは何をしていた?

映画『シリアナ』の原作という事で、映画は見ていないのですが、
ちょっと気になったので読んでみました。

著者のロバート・ベア氏は、かつてのCIAケースオフィサー(工作管理官)。
本書はCIAの諜報員としての21年間の回顧録となっている。
メインは、1983年4月の「ベイルート米大使館爆破」事件を追っているが、
表紙は世界に衝撃的なヴィジュアルをもたらした、“9.11テロ”の写真。
内容はこのテロに関する記述はほんの僅かですが、それまでに至る経緯はとても複雑です。
まるで、蜘蛛の糸のように張り巡らされた数々の事件や情報の背後にあるものが、
やがて一本の筋となり真意を見出す。
しかし、それに気付く時には全てが遅すぎた…という何とも後味の悪い事実。

更に、彼が勤めていた21年間に起ったアメリカの変遷ぶりが追い討ちをかけます。
「事なかれ主義」「金儲け主義」「危機感の低迷」
そんな自国と組織の変わりように、著者は失意のなかCIAを退局。
そして、CIA当局の検閲によるスミ塗りもそのままに、本書をが世に出されました。

そんななか、こんな見出しのニュースを目にした。
CIA、ビンラディン捜索部署を解散していた
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200607050022.html
ニューヨーク──4日付米紙ニューヨーク・タイムズは、米中央情報局(CIA)が昨年、オサマ・ビンラディン容疑者の捜索を10年近く担当してきた部署を解散したと伝えた。
2006.07.05 CNN.co.より

ふぃ~~ ┐(´─`)┌
なんともお粗末なお話だ。
自分等で撒いたタネに、ちゃんとした落とし前もできない。

その一方で、ソマリアではこんな事も。
ビンラディン容疑者「警告」テープに全面対決
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/afro-ocea/news/
20060704k0000m030023000c.html

ソマリア:ビンラディン容疑者「警告」テープに全面対決
 【ヨハネスブルク白戸圭一】ビンラディン容疑者がソマリアへ平和維持部隊を派遣しないよう国際社会に「警告」したことについて、ソマリア暫定政府のゲディ首相は2日夜、同国の地方都市で記者会見し、「暫定政府は(アルカイダに関係する)外国人をすべて国外に追放する」と全面対決する姿勢を強調した。
2006年7月3日 毎日新聞 


わかりきった事だけれど、
本来の目的を見失ったもの(組織)を、立て直すのは容易ではない。
しかも“私利私欲”が絡んでくると、ろくなものにならない。
それを元に戻すのに一部分を切り落としても、本質が変わらなければ、
また同じ状態に戻ってしまうからだ。
そして駒となる人々は時として大局が見え辛く、
また見えたとしてもそれに関与する事はなかなか出来ない、
それがどんなに素晴らしい駒だとしても、その駒を動かすとても巨大な手があるからだ。
これがアクション映画なんかだったら、
“単なるアマチュア無線好きな一般人がテログループから大統領暗殺を阻止!”することも出来るかもしれないが(苦笑)


しかし、本書はケースオフィサーとしての活動は地味ながらも、
生きた情報を得るために行われる対象との駆け引きと、
死と隣り合わせの危険を切り抜ける様子は、普通の小説より余程ハラハラする。
なにせ本当にあった事なのだから。(と、思う。)

著者のインタビューがあったので、こちらもどうぞ!
大野和基 ロバート・ベア インタビュー(月刊PLAYBOY 2006年3月号)
http://www.globe-walkers.com/ohno/interview/robertbaer.html
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◆本:スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス/Patricia Wrede
2006-03-02 Thu 21:49
図書館にて、テリー・ブルックスさんが書いた(※参照)
「EPⅠ/ファントム・メナス」を予約したつもりが、
パトリシア・C・リードさん(※参照)の方が来てしまったので、仕方なく読む(苦笑)


映画では、やや観客を置いてけぼりになりがちなストーリーの、
基礎を描いた本書。
しかも本書は“ジュニアノベル”というものなので、かなり活字は大きく読みやすい(笑)
これは、映画があるので内容は割愛。


しかし映画の限られた時間の中では、どうしても描ききれないシーンもある。
そんなところを含めて、このSWのスピンオフ小説は読むのが楽しい。


唯一の難点は、映画での呼び名が、“クワイ・ガン・ジン”なのに対して、
本書は“クワイ・ゴン・ジン”との表記は最後まで馴染めなかった(苦笑)
所詮、日本人はネイティブの方々の発音読みは出来ないのだな…。
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◆本:スター・ウォーズ偽りの仮面/James Luceno
2006-03-01 Wed 23:21

スター・ウォーズ偽りの仮面

映画『S・W EPSODEⅠ ファントム・メナス』の直前の設定。
アナキンに出会う前の、パダワン時代のオビ=ワンと、マスタークワイ・ガンが活躍していた頃の話。


まるで『シロアリに食い散らかされた築70年の木造欠陥住宅(非姉歯)』のように、
腐敗だらけの“銀河共和国”は破滅への道を歩みだし、
シスの暗黒卿こと、ダース・シディアスの
“蜘蛛の糸”のように張り巡らされた策略の、
徹底した根回しっぷりがホント天晴れ!!


映画にて、既に“シス卿”ことダース・シディアスは、
ナブーのパルパティーン議員だと分かっているのに、
彼の言動は、思わず「ホント、よ~~やるわ!このタヌキ。」
と呟いてしまうくらいの役者っぷり。
(本の登場人物に対して、役者もなにも無いのですが…。)


映画ではたった一作しか出演しなかった、クワイ・ガンの活躍は見所です。
ジェダイの中で“破天荒なマスター”なのだと、読んでみると分かります(笑)


登場人物の中には他の“ジェダイマスター”たちの描写もあるのですが、
彼等も個性的なので、
再度映画をみる時には、また楽しめる事請け合い♪


そして、何故エピソードⅠ冒頭で、アミダラ姫の故郷“ナブー”が侵略される事になったのか。
その経緯がこの本にて分かります。


嗚呼、悪役が活躍する話って読んでいて楽しいな~~♪♪
(って、所詮私が目指す“悪”って、憧れるのが関の山)
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◆本:プラネタリウムを作りました。/大平貴之
2006-02-20 Mon 23:35
たったひとりで、試行錯誤を繰り返しながら
410万個の星空(プラネタリウム)を作り出した人、

“大平貴之”さん

最近は“ネスカフェのCM”にて、満天の星空の下、
唐沢寿明さんとご一緒のところをよく見かけます。


プラネタリウムを作りました。―7畳間で生まれた410万の星


小学生の頃から探究心溢れる彼の精神と、
熱心に、ただひたすらに、追求に追求を重ねて結果を導き、
プラネタリウムが出来上がっていく様は、
読んでいて嬉しさのあまり、つい顔がほころんでしまった。


しかも、この本の巻末にある制作年譜を見ていると、
プラネタリウム一直線でなく、写真の現像・ロケット・アニメーションと、
多岐に渡って製作をされていた事も知った。
そして、その応用がプラネタリウムに生かされていることも。
(主に“写真の現像”の技術ですが。)


プラネタリウムを作り上げていく過程はホント面白い!
手元に置いて、度々読みたくなる本だと思った。
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◇本:自殺遺伝子/渡辺雄二
2006-02-19 Sun 20:50
インパクトのあるタイトルと、中身をパラパラっとめくって見て、
読むのにそんなに時間がかからないだろう…、と思ったのでついでに借りてみた本。


自殺遺伝子


内容紹介:
とある農村地帯で原因不明の食中毒が発生した。
患者に共通する点は、皆“井戸水”を飲んでいた事。

原因を調べ始めたフリーライターの主人公は、付近にある産廃処理場に目をつける。
以前、その産廃処理場からはダイオキシンが漏れたため付近の土壌汚染を起こしていた。
そのダイオキシンを浄化するため散布された遺伝子組み換え微生物には、
“自殺遺伝子(※下記参照)”が組み込まれていたのだ。

謎の食中毒は、本来ならばダイオキシン浄化後消滅する筈の微生物が、
井戸水に入ってしまった事が原因なのか?
“遺伝子組み換え、微生物”を開発した会社とフリーライターの対立を描く、社会派ミステリー



結局、人間が撒いたタネが大きなしっぺ返しで帰ってくる。
という痛いお話でした。


作者は、渡辺雄二氏。
借りた本書の最後に、作者紹介の欄で知ったのですが、
一世を風靡したあのシリーズ(?)
『買ってはいけない(参照)』の著者だそうです。


「遺伝子組み替え」に対する警鐘は、なるほどと納得のいく説明。
今まで「遺伝子組み換え」について、真剣に考えた事は無かったのですが、
少しばかり、事の重大さが分かったような(苦笑)
…ま、それだけでも少しは為になったかな


(※)ここで言う自殺遺伝子とは、“アポトーシス”の事だそうです。
wikipedia.アポトーシスの項目
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